Yuko’s Nordic Experience

オピンマキスクールとデイケアセンター 

オピンマキスクールとデイケアセンター

Opinmäki School and Suurpelto Day Care Centre

 

エスポー市スールペルト開発プロジェクトは、高速道路ケハ2号線に隣接しフィンランドで最大規模の1つです。約100万㎡の床面積、住宅15,000人の新しい住民のための開発で、その中心部には近接して2つのランドマークとなる公共建築があります。それがオピンマキスクールとスールペルトデイケアセンター(保育園、幼稚園)です。それぞれ設計コンペが行われました。

 

Site plan: Esa Ruskeepää Architects Ltd.      Photo: Antti Canth.

 

 

オピンマキスクールはエスポー市(ヘルシンキ市に隣接)、スールペルトに2015年8月に完成しました。9つの様々な大きさのキューブが遊び心たっぷりに配置され、屋外スペースと共に多目的に使用されています。メインロビーには彫刻の様なコンクリートの階段があり、コンクリートは現場にて打設されました。

 

 

Photo : Antti Canth.

 

 

 

オピンマキスクールはエスポー市の歴史の中で、最大の学校建設プロジェクトです。普通科学校1000名の生徒のための設備があり、エサ ルスケーパーにより設計されました。建物はエスポーインターナショナルスクール、フィンランド語の普通科学校、初等教育とケア、市の図書館とスポーツ、若者へのサービスに使用されています。

 

 

オピンマキスクールは新しい教育方法に力を入れていて、スペースの境界はフレキシブルで空間は様々な目的に使用できます。生徒は教室や自分の机がなく、授業は時には教師の指導のもと行われ、時には個人で、また小さなグループで行われます。オピンマキスクールは9つのキューブ、連続した共有ロビー、勾配屋根から構成されています。またすべての設備と屋外スペースはスールペルトの住民も利用できます。

 

 

 

 

デイケアセンター(保育園 幼稚園)と小学校は小さなブロックに、また中学校とスポーツホールは大きなブロックに配置されています。狭くなったり、広くなったりする通路がキューブをつなぎ、廊下や集会所としての役割を果たしています。

 

 

メインエントランスから入ったロビーには、メイン階段がありそれぞれのパートへアクセスできます。中央の食堂と集会ホールへは、ロビーから直接アクセスできます。数えきれないほどの窓とガラスの壁があり、エクステリアとインテリアを結ぶ景色を楽しむことできます。

 

 

 

 

オーディトリアム、食堂、スポーツホールは設備が整っていて、授業時間外にも活用されています。オピンマキスクールはすでに国際的に注目を集め、アークツアーズでは2016年にイギリスとドイツからの建築家グループへ視察を行いました。

 

 

次はスールペルトデイケアセンターです。

 

 

2008年Auer & Sandås Architects (アウエル&サンドース アーキテクツ) がスールペルトデイケアセンターのコンペに勝利しました。コンペ案のタイトルは「幼稚園のサイコロ」でした。

 

 

Photo: Sami Heikinheimo, Archtours.

 

 

そして2014年夏、2階建ての100名ほどの子供のための建物が完成しました。この建築はエスポー市で初のパッシブハウスです。遊び心と色にあふれたデザインで、平面のアウトラインは平行四辺形ですが、ほとんどの部屋は長方形で廊下やロビーエリアは多目的に使用できます。

 

 

 

 

Photo: Sami Heikinheimo, Archtours.

 

インテリアの特徴は、むき出しのなめらかなコンクリート仕上げ、木と鮮やかなカラーリングの部屋とのコントラストです。大きなガラス窓からは日の光がたっぷりと差し込みます。食堂と多目的ホールは外部のユーザーに貸すことも可能です。また園庭も夕方には地元の子供達に利用されています。

 

 

 

 

 

 

This entry was posted in Nordic Experience blog. Bookmark the permalink.